わたしの家族飼育日記　（2）

身に覚えのない部屋で目覚めた大輝は、ルルと名乗る少女に「お兄ちゃん」の役割を与えられる。
見知らぬ「叔父さん」「お母さん」「お姉ちゃん」、そして異様な姿の「お父さん」と家族を観察するルルに囲まれ、いびつな家族ごっこが始まった。
「家族」にふさわしくない行動を取ると、容赦なく襲ってくる痛みを伴う罰。
「お姉ちゃん」の死を経て、大輝はついに脱出を敢行する。
ルルと「お父さん」の目をかいくぐり、果たして生きて逃げ出せるのか――？
一触即発、疑心暗鬼の家族ごっこ！
「ルルを泣かせたら、大変なことになる──！」