『ハッピーウェディング前マンガ』

ロク

編集部コメント

結婚に夢を持てない、今ドキ苦労人の主人公が追いつめられた先で出会ったのは、天然で、可愛くて、ちょっと押しが強い結婚の神様。
短編ながら無駄のないストーリー展開と、オリジナルキャラクターの完成度が素晴らしいです。
一番の選考ポイントは、「ヤバイTシャツ屋さん」の3人が演じるキャラクターをボイスコミックで聴いてみたい！と思わせる作品だったこと。

実際ボイスコミックの完成度、ヤバイです。

『終末ウィッチクラフト』

こうゆうこ・群田紫星

編集部コメント

明日地球が終わるとしたら、何をして過ごしますか？

ゆとり教育を受けて育った、自他ともに認めるくそ現代っ子ごみかす20代のヒロ イン。
地球最後の日だって「どうせ世界が終わるなら、今まで頑張らなくて良かった」 と思ってしまう。
人生の多すぎる締め切りを、何とか先延ばしにしながらのギリギリ生活。 でも、それってそんなにダメなことですか？
地球最後のギリギリに、彼女が向かった先とは…？

ゆとりじゃない編集も思わず共感した、ゆとりヒロインのミラクル物語。

『ごみかす20代の僕ですが。』

サイトウリョウ

編集部コメント

もう子供でも大人でもない、頑張れそうで頑張れない、漫画賞を目指す、締め切り目前のくそ現代っ子の主人公のもとに、コヤエル・アリエル・モリモト、3人の天使が現れて……？
3人の応援？誘惑？を受けて、主人公は今度こそ漫画賞に応募することができるのか！？

ヤバTさんのコラボ作品らしいゆるいギャグからの、タイトル回収までの流れは流石。

『宇宙でもネコ飼いたい』

森川佐太郎

編集部コメント

ある日「地球からネコが消える」。
ネコが消えて、世界が正常に回るはずもなく、当然のように壊れていく日常。
大切なネコたちを連れ去ったのは何者なのか？
その目的は？

手書き文字での応募作を、あえて写植せずにそのまま配信。
ラフな作画とテキストが、漫画の豊かな表情をさらに引き立てます。
登場する動物たちもとても可愛くて魅力的。

続編も読みたいと思わせるネコと宇宙のファンタジー作品。

『珪藻土マットのケイコ』

すずはる

編集部コメント

知らなかった、珪藻土マットってしゃべるんだ。 愚痴も、もやもやも吸い取ってくれる珪藻土マット……私も欲しいです。

『ネコ飼いたい』をテーマに応募いただいた、「地球人の脳内」も同時収録。
どちらもゆるくてかわいくて、ほんわかするエッセイ風作品。

『ネコ飼いたい』

kodiweb

編集部コメント

可愛らしい表紙に誘われてページをめくると……きっと2コマ目で少し怪訝な顔になります。
スピード感溢れる、めくるめく（？）世界観に込められたネコへの情熱と愛情。

最も多くの応募をいただいた楽曲「ネコ飼いたい」の中で、最も迫力を感じた「ネコ飼いたい」。

『フェコ、詰んじゃった。』

ヒロ・コトブキ

編集部コメント

「ネコ飼いたい」。けど、たぶんネコじゃないフェコにも不思議な魅力があって……？
絵本なのかエッセイなのか、ネコなのかフェコなのか、編集部にも賛否を呼んだ「フェコ飼いたい」見事入選。

……フェコってなんだ？

『おねがい!!クプアス。』

櫻井彩也香

編集部コメント

周りとはちょっと違う自分の感性に悩む主人公。
ある日の帰り道に拾った「魔法の書」を使って自分の悩みを解決する魔法を唱えますが……。

雰囲気のある絵本のような作画が魅力的な優しい作品。

『堂島さんと赤月くん』

イノセン太

編集部コメント

隣にいるのにすれ違う、堂島さんと赤月くんの世界は、マルチバースなのか。
その世界は、恋心は、交わることはあるのか……？

編集部の若者たちに人気だった作品。
テンポの良い堂島さんと赤月くんのやりとりに、ワードセンスを感じます。

※各賞の受賞作家様に
カラー表紙イラストをご制作いただき、
comipo comics編集部にて
装丁デザインを行いました。