「不良の聖地」と呼ばれる東京都・達川町(作品内での架空の街)で最強のチンピラと恐れられた九宝龍二(くぼうりゅうじ)。若い頃から喧嘩にあけくれ、素手では負け知らずだったが、ある日ヤクザと喧嘩になり、ピストルで頭を撃ち抜かれ死んでしまう。しかし神のいたずらか彼の魂は16歳の少年の体に乗り移ってしまう。しかもその体は、16年前に捨てた妻・沢渡涼子の息子、沢渡憂作(さわたりゆうさく)であった。龍二は憂作として第二の人生を歩み始めることになる。
<目 次>
#1 俺は誰だ!!
#2 理想の親父
#3 表れた男
#4 ムカツクぜ!
#5 宇田川の過去
#6 こんなモンだ
#7 宇田川特効!
#8 痛みを知る者
#9 貸し借りナシだ
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