落首村
張六郎
「落首様の御導きあれ」 職と家族を失い、意気消沈していた冬宮は友人・秦に旅行に誘われる。麓のホテルを目指していたタクシーは道半ばで迷い、山頂付近にある小さな村へたどり着く。 そこでは落首様という『俗信』が信じられていた。
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