私も世界を終わらせたい
さかもと麻乃
17歳の誕生日、巫女サクラの前に負の女神・木花知流比売(コノハナチルヒメ)が現れる。サクラを伴侶にし神界へ連れていこうとするチルヒメ。だが、「神界へ上る=人間としての死」だと知らされたサクラは、大好きな男の子、一楓(いちき)の存在を理由に人間界に留まろうとする。チルヒメはサクラと一楓とのキスシーンを目撃し、激昂。神の力により、人々が突如倒れ死亡した。一楓と恋愛をすることで、多くの犠牲者が出ることを知ったサクラは――!?
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