偲べば恋(分冊版)
ゆくえ萌葱
その強い視線と、誰よりも先を走る姿に惚れていた―――。 単調な毎日に飽いていた寅之介。 地元のバイクチームのカリスマだった哲也に「来いよ」と手招きされたのは16歳の夜 ―――哲也の後ろに乗れる事が何よりも誇らしくて嬉しかった。 だが、「特別」を作らないというチーム内の暗黙の掟を冒し、 哲也に可愛がられる寅之介の事を面白く思わないチームメイトと不和が生じて…? ※この作品は単行本版『偲べば恋』に収録されています。重複購入にご注意ください。
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