男の子のことは何も知らない

男の子のことは何も知らない

桂小町

「俺もあんたも絶望的な片思い。だから慰め合うのに都合がいいだろ?」 

俺は隣のクラスの千早をベッドに誘う。
こいつは俺を好きじゃないから丁度良いと思った。
俺は潮が好き。千早は楓が好き。だから潮の代わりにして傷を舐め合えばいいと…。
でも触れ合えば嫌になるほど思い知る。俺が欲しい男はただ一人、潮だけ―――。

チャラ系男子、クール美人、ドS男子、ツンデレくん。
四人の高校生たちの片想いシンパシー。

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