僕らが壊れた夏休み。
神門佑哉
「お前が俺の腕になれよ」 あの日、俺達の関係は一瞬にして壊れた…―― 幼い頃からバスケが大好きだった博武と、そんな博武を傍で見守っていた幼馴染みの竜二。 2人は念願のインターハイ出場を決めるが、練習中に竜二とぶつかり博武が腕を負傷してしまう。 試合に出られなくなった博武は、どうしてもこの悔しさを竜二にぶつけずにはいられず、 「怪我が治るまでの間、自分の腕になれ」と言ってしまう。ところが、竜二はそれを受け入れて―…。
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