【単話】先生、オトナになりたいの…。―18歳差のレンアイ―
芹澤ナエ
年季のはいったスーツ、目元のシワ、タバコを吸う動作……どれも渋くてセクシーでかっこいい。年の差なんて気にしない。私は、先生が好き…! 大学一年生の秋水は、毎日のように近代文学研究会の研究室に顔をだしていた。なぜなら、そこには大好きな一式先生がいるから。大人の色気をかもしだす先生に、うっとりする秋水。周りからは、呆れられながらも、秋水は片想いをやめるつもりはない。しかし――。
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