(口に幸せが欲しい)
デブでいじめられた過去を持つ晴真は、いつも助けてくれた幼なじみの露彦へ、
小さな頃から密かな思いを寄せていた。
しかし高校生となり「どんどん太るのが楽しい」という露彦の言葉に傷つき、
晴真は不登校に…
社会人になった晴真は拒食気味からか痩身になっていた。
たまたま会社で再会した露彦と晴真。
当時を思い出し距離を置こうとする晴真に、露彦は優しい。
(どうして―…)
(そんな顔するんだよ)
酔った晴真を介抱するうち、露彦の思いが溢れだし―――
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