「1回の人生やけん、好きな人と楽しく生きたら良かと思わん?」
太平洋戦争前夜。新宿の片隅に咲いた、小さな、小さな恋の花。
昭和初期の花園町。
風俗雑誌「性ノ扉」のライター三宅至心は、
取材先のデッサン教室でモデルをしていた混血の娘、アキと出会う。
やがて恋が芽生え、慎ましくも賑やかな二人の生活が始まっていくが…。
世界でその才能を認められた孤高の叙情派作家・高浜寛が新境地を切り拓いた初の連載作品。
表現する喜び、信念をつらぬく厳しさ、誰かとめぐり逢う奇跡、愛しぬくことの尊さ
これは魂の物語です。――こうの史代(漫画家)
素晴らしい青春漫画の王道だ!
“エロ”はどんな時代にも生きる勇気を与えてくれる。
映画にしたいと思った。――行定勲(映画監督)
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